しんしんと、

電車の中で今これを書いています。ケータイで。
はまさんがケータイで書けると言うので試しているんですが、こういうことは初めてなのでなんか新鮮です。

僕は何事も初めてのってのが好きです。どれだけ金を積んでも、もう二度と味わう事のできないこの感じ。何千回繰り返そうと初めては一回きりなんです。

初めての電車。初めての飛行機。初めてのアメリカ。初めての舞台。初めての彼女との初めてのあの空気。

でも初めてのの時のあの甘酸っぱさって、しばしば後から効いてくるもんですよね。
二回目への期待と二回目の味気なさとのギャップ、センチメンタル。

僕がどれだけぼーっと過ごしても、人生は確実に僕に降り積もってゆく。

ぼーっと立ってる人、ぼーっと泣いてる人、ぼーっと全力疾走する人。

しんしんしん。