買ったものは自分の分身?

岩崎です。
最近は、ひたすら読書です。
まだ読んでない本が自宅にたくさんあるのにも関わらず、つい図書館で借りちゃったりしてます。悪癖。

で、この間借りて、面白かったのが、中村好文さんという建築家の『Come on -a my house すまいの風景』という本。
museum as it is という美術館(個人的に、是非ともいきたい、千葉県の山奥にある美術館)で中村さんがされた展覧会を元にした本なのですが、すごく好きだなと思いました。
美術館に自分のすまいを作り上げたそうなのですが、どれもがゆっくりと選ばれつくられてここにあるんだなぁという、すこやかさと安心感と遊びが感じられて、実際に見てみたかった。

その中に、

個人の所有物というのは、その人の分身的な意味合いを持つものです。

という一節があって、それがなんだか、からだの中にすとんと落ちてきて、ほほぉと思ったり。

そうやって考えると、ペン一本を前にしても、ゆっくり考えるられるようになったり。

最近の生活ん変える一冊になりました。