新田さんが長州さん

長洲仁美さんを紹介する新田あけみです。
彼女とは今度の公演『ありきたりの生活』で初めて出会いました。そんなに深く話した事もないので、稽古場で見る彼女の姿から私が勝手に想像をふくらませてここに書く事を許して下さい。外見からくる彼女の印象はとにかく可愛いいんです。そして低い小さい声で言葉を選びながらボソボソと話します。相手の目をじっと見つめてなんて出来ません。シャイなのか、自分の選んだ言葉に自信がないのか…おそらく誠実な彼女は自分の中で確かめながら話してるのだと思います。そうなんです。彼女には建前と本音なんてないんです。腹の内と外を巧く使い分ける生活習慣のある京の町で育った私には驚きでした。そして憧れです。
又ダンスをしている彼女は独特の感性の持ち主です。
私は小さい頃ガラスで作った小さい動物を集めていました。まさにそのガラスの動物のように、壊れないように、誰にも触られないように守ってあげたくなる存在です。