点在する、私の稽古場日誌4

7月28日(火)

今日は平日のお稽古です。私は阿波座から桃山台へ。うー、やっぱ1時間かかってしまうなぁ。最近18時半に稽古場に到着します。フラストレーション。みんないつも待たせてしまって、ほんとごめんなさい。
今日は30分間ほど、「歩く」練習をしました。俳優4人がどうしたら「歩く」動作を合わせられるのか、研究するようにと伊藤さんからの指示。4人それぞれに動きの癖があり、歩幅や手の動き、首の角度、リズム感、呼吸などが違います。でも合わせたいからといって、ピシっと決まった動き(行進みたいにする)にするのではなく、より日常的な歩き方で揃えるにはどうすればいいのか。パフューム?の曲に合わせて何回も練習しました。「歩く」って簡単なようで難しい。さらに皆で合わせるとなるとかなり難しいです。ダンスを合わせるより難しいかも。30分後発表しましたがやはりぴったり合わせることはできませんでした。なんか、悔しい!これは訓練が必要です。
 最近伊藤さんがミニビデオカメラを購入したのでそのカメラでお稽古を撮影しています。歩く稽古も撮影。もちろん戯曲の稽古も撮影しています。
昨日は稽古後、神藤くんとパンラジオの収録で、そのまま伊藤さんに稽古の映像をちらりと見せてもらっちゃいました。稽古風景がおもしろい。神藤くんかっこよいです。演出家にとっても俳優にとっても、稽古風景を見るのはよい復習になります。「これは毎回みんなに見せるようにしたい」と伊藤さん。たしかにとっても良いアイディア!
舞台上の自分の姿をみたら、なんかダラダラしていて、「はぁ、、いかん」と思っていたら、「本條、もっとダラダラして」と言われました。もっとダラダラするの?いいの?いいの?と、言わなかったけれど、人前でダラダラするなんていいのかしら、と心のどこかでつぶやいてしまう、まだまだクラシック人間な私です。でも、よし、ダラダラする!
昨日は稽古後そのままパンラジオの収録で、神藤くんと、とってもよいテンションで華麗なるフランスパンの歴史、カレーパンヒストリーXな話をしました。純粋に「なつかしいぃー」といっぱい言ってしまいました。そして楽しんでしまいました。自画自賛もしちゃいました。よくやってしまう、フランスパンの自画自賛。。私っておめでたい人なのかしら。昔話が楽しいって、年なのかしら。でもフラパンは語りつくせないほどいろんなことをやっちゃっていました。なるほど、フランスパンの歴史に人の歴史ありです。