れれれ連続の

こんにちは。なんとふた月連続の13日の金曜日ですね。

僕はというと財布も何もかも置いてある自分の部屋からロックアウトされてしまいました。

僕の部屋のドアは変わっていて、ドアの外側にもつまみがついていて、鍵がなくてもロックができるんです。

昨日の朝、急いでいた僕は適当にPコートをはおって、部屋を出てつまみを回してドアをロックしました。

「ガチャっ」という音を聞いた瞬間に「ちょっと待った!俺サイフダウンの中に入れてある!!」と凍りつく。サイフの中に部屋の鍵が入ってるんです。

しかし時はすでに遅く、僕、ロックアウト

急いで管理会社などに電話するも、色々あって助けてもらえない。

ならばと鍵の救○車に電話すると、法外な金額を言われ愕然とする。

しかし仕方がないのでとにかく劇場に向かう。2回公演。いやしかし、ブルーな気持ちで小屋入りしても、本番は全てが頭から出ていく。役者ってそういうとこはすごくいいと思います。

9時半、夜公演も終えて、気分爽快の僕でしたが、「ああー終わった終わった、後は帰って寝るだけ…じゃない!!!」と気付いて超ブルーになる。

とにかく帰ってみました。とりあえずドアの前まで行ってみましたが、もちろん朝閉まっていたものは今も閉まっているわけで、当然入れない。

もしかしたらベランダが開いてるかもしれないと、通報&大怪我覚悟で廊下の窓からジャンプしましたが、普通に閉まっていました。汚れただけでした。

何もできないのに真夜中、うらめしそうに家の回りをうろうろしていました。帰りが遅くて家の鍵を閉められた子供時代を思い出す。しかし今の僕の部屋には「反省した?」と鍵を開けてくれるオカンはいない。

そういえばこの間ポツドール、「愛の渦」を観てきました(なんかみんな芝居の話を書いてるので)。毛皮族江本純子さんも出てました。チケットは完売。当日券を並ぶ。

こちらが岸田戯曲賞受賞作ですが、僕は意外と「恋の渦」の方が好きかもしれない。

でもこれも面白く観劇する。恋の渦は合コン、愛の渦は乱行パーティー。後者の方がピュアに見えてくるのが不思議。

ピュアってなんなんやろう。ピュアでいることと「大人」になることは反対なんだろうか。

僕の部屋のドアはまだ開きません。



最後に短歌をひとつ、



ドアがあり 部屋があるから保たれる 君と僕との 適切な距離