Do you believe in God??

Hamletの中に生きる人々の胸の中には、「神」が存在します。
私は、神の視線を身近に感じたり、神への献身という概念が無いので、
「おぉ、神々さま」
という台詞が今言えないのです。
ここで、役の根底に「神の視線」を常に感じている、という設定を加えなきゃなぁと思っています。
でも神の存在を常に感じている状態って、なかなか創造し辛く、難しい。
大学生のころ、神を信じる人々になぜか強く惹かれ、映画を見たり、本を読んだりしました。
中でも心に残っているのは
ラース・フォン・トリアーの「奇跡の海」、イングマル・ベルイマンの「処女の泉」、遠藤周作の「深い河」です。
神を信じ、その存在に時に疑いを抱き、嘆きながらも信仰し、献身続ける人々が描かれていた気がします。
中でも「奇跡の海」は最初観たときは、すごく嫌で、でもなんか涙が出てしまって、辛かった覚えがあります。
でも、いつまでも心に残ってしまって、もう一度観たいと思ってしまいます。

さぁ今一度、見直しが必要じゃ。

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深い河 (講談社文庫)

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