帰国

恭平です。なんと帰国しました。

先日フランスパンのみんなとも再会を果たしました。みんな相変わらずでしたが、僕はちょっと緊張していました。初対面やそれに近い人もいましたしね。

でもビールを食らってモツ雑炊を飲み干すころにはそんな緊張もどこかへ。色んな話に花が咲く。

でも実はまだ実感は沸いていません。日本もフラパンも。

懐かしい電車に乗ったり、懐かしい顔を見たりすると、うれしい反面ちょっと寂しくなったりします。

でもこの感覚は、僕が最初のころNYで、スリルの中に寂しさを感じていたころとよく似ている。

NYがそうだったように、この日本での生活がだんだん僕のリアルになっていくんだろう。

どんなに楽しそうなところにもリアルはある。

東京にも、NYにも、ハワイにも、フランスにも。

みんな、最初は自分のリアルをそこに連れていくんです。僕は大阪のリアルを連れてNYに行きました。

で、自分のリアルが大阪にあるうちは、NYでの生活は幻想でありヴァケーションだったんです。

でもだんだんと僕のリアルをNYが侵食してくる。

いつしか僕のリアルはNYになっていました。

NYをリアルに生きるようになってからが僕の本当のNYライフでした。辛さもリアル。でも喜びもリアル。

夢のような生活などない。

生活のような夢などない。

僕も近いうちに「本当に」帰国することになるでしょう。

そこからが勝負だ。