犬が寒がる月

ここ数日、私の愛読誌の発売ラッシュ。嬉しい。
思えば、小学生の頃は『なかよし』とか『りぼん』の発売を毎月楽しみというか心の寄りどころにしてたなぁ。

そんな私の現在の愛読誌の一冊、『暮しの手帖』の最新号に、アメリカの先住民の人たちの〈月〉の呼び名を取り上げているエッセイがありました。
これが、面白いな〜と思って。
日本では、一月を〈睦月〉って呼んだりする、そんな感じです。
種族によって呼び名は違うらしいのですが、私はルーシュー族のものが気に入りました。
四月は〈犬が吠える月〉とか、五月が〈氷が破れる月〉とか、十二月が〈太陽が死ぬ月〉とか、生活に密着しつつ何だかかっこいい。
〈犬が吠える月〉とか、血がふつふつしてくる感じがする。五感が開きそうな、春がきたぞって。

四月になったら、吠えるかもしれません。