秋晴れ

岩崎です。

ここ数日、秋晴れが続いていて嬉しい限りです。

読書中毒の私としては、最高の季節ですね〜。
と言っても、最近は電車の中とか、寝る前にちょっととかしか読めていませんが。

今は、吉田篤弘さんの新刊『圏外へ』を読んでます。
吉田篤弘さんは、一番好きな作家さんです。
この人は、言葉にしたいけど何だか上手く言葉にできない、微妙で曖昧なものに、いつもぴったりの言葉をくれます。しかも、難解じゃない。
そういうのに出会うと、嬉しい反面、ちょっと悔しい。そうだよ!こういう事が言いたかったんだよって。
わかりやすい言葉というか伝え方って、その分、生み出すのが大変なんじゃないかな、って時々思う。
抽象的な言葉(言い方)って、それを言う本人の世界の言葉で、勿論それが魅力的だったりもするんだけど、人によっては拒絶感を感じたりする。わかんなくていいよって。いや、きっと、わからなくていいんだろうけど。
そういう抽象的なのが欲しい時もありますが。

そもそも、何がわかりやすいのかは、人それぞれですね。
本当に、わかることなんて、そうそう無いと思うし。

ていうことをつらつらと感じたりしながら、読んでます。

小学館からでていますよ。